うちの母親はデザイナーという仕事柄よくイタリアに行ってます。(僕は行ったことないですよ)

しかも勉強してはったからイタリア語も話せるというすごい人です。


ちなみにそんな母親について父親もよく海外へお供してます。
イタリア語も英語も話せませんが、ナイスなギャグは話せるすごい人です。


そしてそんな二人が昨日イタリアから帰ってきてました。

しかも母親はヴィトンのサングラスを購入して帰ってきました。


そう、それを見た刹那、あたしは恋に落ちたのです。


僕『これなんぼしたん？』

母『８万くらい』

僕『す、素敵やん、、。』

完全に一目惚れでした。


そして時は過ぎ、母親が用事があると言うことで昼頃に駅までアッシーをしたのです。

車から母親が降りて、さあ家に帰るか、

と、

思った時、
僕の目はまるでサダコでも見たかの様に見開かれました！

ややっ！！

ヴ、ヴィトンのサングラスが後部座席に転がっとるやないか！！！


母親に気づかれないよう、急いで車を発進させ、僕はブツに手を伸ばしました。

か、

か、

かっこええ。。。。


そして僕は無意識に顔面にはめ、街中を徘徊していました。


しかし楽しい時間も束の間、
母親から電話がかかってきて

母『サングラス落ちてなかった？』

僕『え？い、いや、知らんなあ、俺は』

母『返しなさい』

１時間後、僕のヴィトンちゃんは母親のもとに帰っていきました。。。


こうして僕の一夏の恋は終わりを告げたのです。

あぁ、それにしてもかっこよかったなあ。。。

ＦＩＮ．